|
プロフィール
カテゴリ
以前の記事
最新のトラックバック
タグ
高円寺(89)
缶チューハイ(43) サントリー(40) 居酒屋(37) キリンビール(29) 中華(28) 阿佐ヶ谷(25) ビール(25) ワイン(25) 新橋(24) 渋谷(23) アサヒビール(21) 日本酒(19) 新高円寺(17) 新宿(17) 銀座(14) 神田(14) タカラ(12) サッポロビール(10) エビスビール(9) ライフログ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2008年 01月 10日
といえば、あたくしの愛車、フェラーリ。ウソです。 イタリアの跳ね馬はフェラーリというのは、合ってます。 そのフェラーリがスプマンテを作っておりまして、これがなかなか辛口で美味しいのよん。 近くのスーパーにて、割引販売されていたので買ってグビグビっといきましたわ、ウフ。 そういえば、フェラーリの新車はいちげんさんは買えないって本当かしら? 過去に中古車であれ、何であれフェラーリのオーナーであったことがなければ、新車は買えないんですってよ。 ま、あたくしはフェラーリではなくて、ポルシェ派なので何の問題もございませんけれどもね。 さて、あたくしの父は、あたくしの結婚について大いなる夢を持っておりました。 「婿養子にはいってもらって、自分の工場を継いでくれる人」 だそうです。自分で町工場をやっていたので、その工場を継いでくれて、かつ、1人娘のお婿さんになってくれて、姓を絶やさないようにしてもらいたいなる、娘を思う気持ちよりも、自分の欲望が大きいのではないかという、娘の結婚への願い。 しかし、そんな願いも、自分があっという間に死んでしまって、工場も微塵も残らずに他人にとられてしまったという結果で幕を閉じました。 そんな父の願いに対して、あたくしの母の娘の結婚への望みは、ズバリ安定。 「会社員、いや、公務員の人と結婚してもらいたい」 町工場を経営していた父から、相当に金銭面で苦労をさせられたようで、絶対につぶれることがなくて、お給料を安定してもらうことのできる公務員と、娘には結婚してもらいたかったようです。 我が家は両親共に田舎から東京に出てきたので、たいした家柄ではありません。 中流? いや、貧乏だったから下流かもしれません。 そんな家庭でも、娘の結婚にはそれなりの夢を抱いていたのです。 そのような親の期待を知ってか知らずか、娘(あたくしです)はフラフラとのん気に大人になり、結婚適齢期を迎えました。 当時、お付き合いしていた彼からは、付き合い始めた当初から熱烈に結婚を迫られていたので、このまま彼と結婚しちゃうのかなーなんて、ボンヤリ考えていたのですが、それがとっても甘い考えだと後から知ったのです。 彼には母を紹介していたし、彼も私の母に「娘さんと真剣に付き合ってます」と言ってくれていました。 母はそんな彼に対して、我が娘と結婚してくれるなんて、なんてありがたい人なんだと思っていたようです。 とある、夏の夜のことでした。 彼と会い、車であたくしの家まで送ってもらったときに、彼が重たい口を開きました。 「うちの母が、お前のことを…… 『母子家庭で育った人なんて、考えられません。ちゃんと父親がいて、それなりの企業に勤めている人でないと、うちとの釣り合いがとれません』って言うんだ。 だからゴメン……」 それで彼との結婚は無くなりました。 父が急死したのは、あたくしが10歳のときのこと。事故死だったので、何の前触れもなく、朝は普通に仕事場へとでかけていき、亡骸となって帰宅しました。 父の死から様々なことがあり、それまで専業主婦だった母はとても大変で苦労をしたと思います。 周囲の人が再婚をすすめましたがそれも断り、近場の工場でパートをしながら、あたくしを育ててくれたのです。 貧しかったけれど、それなりに生活はしていたし、恥じるようなことは、何一つもないと思ってきました、その夏のとある夜までは。 それでも、ただ父が不在というだけで、彼の母には、あたくしが不適切な娘に映ったのです。 彼の家は関西方面の旧家の流れだそうです。 当時、彼の父親は関東近県で某関西系メーカーの関連子会社で社長をしていました。 彼はそのメーカーとは一切無縁の会社で、サラリーマンをしておりました。 玉の輿というほどではなけれど、彼の家はちゃんとした家なんだなと、あたくしは認識していたのです。 結局、その彼の母親の一言で私たちは付き合いを止めました。 悲しいというよりも、悔しかったです。 あたくしの努力の範囲では、どうにもならないことで、ダメ出しをされてしまったのですから。 彼の家族に会うこともないまま、書類審査で落第でした。 彼も母親の反対を押し切ってまで、あたくしと結婚をしたいとまでは思わなかったようです。 きっと彼の家族にも、いろいろなことがあったのでしょう。 男2人兄弟で長男だった彼。弟の方が先に結婚したのですが、どうもお嫁さんの実家がガッチリ彼らをガードして、彼の家族が立ち入る隙がなかったようで、母親はいろいろ不満があったのではないかなと、今は思います。 だから長男の結婚は、自分が納得のいく形でしたいと考えていたのではないでしょうか。 更に、彼の母親が、その地方都市では由緒あるお家の、お嬢様とのお見合い話をもってきたとかで、彼はそのお嬢さんとお見合いをするということでした。 もう、何も言う気力の無いあたくしは、ただただ彼の口からでる言葉を、右から左へと聞き流すしかありませんでした。 そんな夏の夜から3ヶ月が過ぎ、季節は秋になりました。 彼とのことは忘れ、あたくしはあたくしなりの日々を過ごしていた、とある夜のことです、1本の電話がかかってきました。 出てみると、3ヶ月前に別れたその彼でした。 「いやー、元気? あのさ、またさーよかったら、前みたいに付き合わない? お嬢さんと見合いしてさー、まぁまぁ可愛かったしさー、いいかなーと思ったんだけどさー いかんせん、しゃべっても面白くないわけよ。 ドライブしててもさー、会話が続かないしさー、つまんないんだよね。 その点、お前はさぁ、よくしゃべるし、面白いからさー」 絶句いたしました。 「もうアンタとは会う気なんてゼロ。二度と電話もしてこないでね、そんじゃーバイバイ」 電話を切りましたわ。 彼の母からの言葉よりも、この彼のデリカシーの欠片もない行動の方が、よっぽどあたくしの傷に塩をぬりこみました。 それに、あたくしも人を見る目のない、バカ女だったなと激しく後悔いたしましたわ。 人間が人間を判断するのに、学歴や家柄というのは、とてもわかりやすいモノサシです。 でも、それだけでは決して判断することのできない、その人の本質とういものがあるはず。 たとえ東大を卒業していても、MBAなる資格を持っていても、どーしょない人というのはいます。 だけど、そうやって深く知る手間をかけるよりも、わかりやすいモノサシで判断する方が、簡単なので、ついついそれに頼りがち。 そんな彼の母からダメ出しされたあたくしだって、結婚するならこんな人がいいなという希望はあります。もうイイ年ですが、希望があるったらあるんです。 学歴だって無いよりはあった方がいいだろうし、無いなら無いでもちゃんとその人が誇りを持てる仕事についていて、日々をそれなりに楽しく暮らしている人がいいですわ。 それよりも、男は顔なんですけれどもね(!) しかしながら、その彼との一件以来、あたくしの中では「学歴があって、ちゃんとした家庭で育った人」というのに、どこか引け目を感じてしまいます。 また、あの時のように彼の家族からダメ出しをされたらどうしようと思うと、自然に恋に対して及び腰になってしまうんです。 世の中は彼の親のような人ばかりではないと思っていても、そういう人は少なからず存在するし、そういう人は平気で人を傷つけるようなことを言うし、するんです。 それでもう傷つきたくはないし、好きな人にも傷ついてもらいたくないので、ついつい遠慮してしまいます。 だけど、こんな思いをすのは、あたくしでお終いにしてもらいたいわ。 世の中の親御さんには、我が子が好きな人と結婚をするのが、一番の幸せと思っていただきたいものでありますわん。
by kasumix
| 2008-01-10 02:17
| ワイン
|
ファン申請 |
||